FACILITIES 共用施設

風景と一体となる開放空間

建物の外観は、手づくり感のあるマテリアル、自然な風合いを大切にしたディテールが組み合わされ、同潤会の歴史と文化を継承するにふさわしいやすらぎあるデザインが追求されています。豪華なだけの見かけや、ひたすら合理性を追求した設計ではなく、『アトラス江戸川アパートメント』には、背景にある長い歴史、豊かな物語、人の文化を命として、この住まいにしかできない形が実現されています。

住まいの顔であるメインゲート

敷地西側に位置するメインゲートは張り出したキャノピーが堂々たる構えとなっており、ゲートのアイアンワークは伝統のデザインである“透き見”の手法が生かされ、結界性を保ちながら心地よい開放感が確保されています。

エントランスホール

天然石や木など、ナチュラルな素材が生かされた洗練の空間であるエントランスホールは、メインゲートと共通する意匠の格子によって、直線の美で「間」の雰囲気が整えられており、注ぎ込む柔らかい光によって、くつろぎの気配が演出されています。

ラウンジ

エントランスホールの奥に位置するカンバセーションの空間は、メインエントランスから各住棟へ、また他の共用施設とのアプローチ上に位置しており、お客様との歓談の場として用意されています。床は伝統を感じる寄木のフローリングと天然石の組み合わせによる気品ある仕上げとなっています。

同潤会の伝統を守る社交室

「同潤会江戸川アパートメント」の記憶を継承し、コミュニティーの核として社交室が設けられています。天井まで広がった窓は、外の水鉢のある風景と明るさが取り込まれ、またキッチンも備えられているため、多目的に利用することが可能となっています。

アトリエ

絵画や陶芸、工作など、住まう方々同士で趣味の時間を過ごせるアトリエの吹抜けになったホールには、「同潤会江戸川アパートメント」の思い出を伝える階段が設置されています。手摺は当時のものが用いられ、壁のデザインも再現されています。

センターコート

コミュニティーの中心ともなる「センターコート」は、建物との関係性も含め、全体が庭園のように計画されています。雁行状に配置された共用棟を巡る小径には美しく植栽が配されており、進み歩くほどに変化する風景が「道すがらの楽しさ」を感じさせてくれます。

優雅な開放空間

コリドーはエントランスから続く天然石貼りの床とガラスの壁、天井を化粧する木素材の組み合わせにより美意識を感じられる空間となっており、コリドーとその先のガラス越しに眺められる庭の風景が一体となり、奥行きのある開放感がもたらされています。

応接間

「同潤会江戸川アパートメント」で使用されていた家具が移設され、インテリアとして用いられています。ご来客の応対や、少人数での集会などの際に、使用可能となっています。

素材の一つひとつに込めたこだわり

外観の石器質タイルや共用部分の天然石や格子、寄木のフローリング、各住戸玄関まわりの鏝押さえ砂状左官仕上など、マテリアルは過剰な華美を求めず、シンプルで落ち着きのある、成熟したトーンの演出がされています。

コミュニティー形成

コミュニティー醸成のための工夫があった「同潤会江戸川アパートメント」の発想を受け継ぎ、共用部分には「囲み型」の建物で敷地中央にセンターコートが設けられています。建物内も、3~5戸の住戸をエレベーターと階段の周囲に配置され、「階段室」を中心にした出会いの場が創出されています。

− その他施設 −

宅配ロッカー

お出かけ中に届いた宅記便などの荷物を一時的に預かる宅配ボックスがメインエントランスのメールコーナーに設置されています。カードでロックを解除する、簡単操作の便利設備となっています。

92台収容の地下駐車場

駐車場は92台分のスペースが建物地下に用意されています。アプローチの舗装は、歩行者用通路と天然石を貼り分けられた格調高い仕上げとなっており、メインエントランスや住居棟への動線は段差をなくしたバリアフリー設計で車椅子やベビーカーもラクに行き来できるようになっています。
※駐車台数には事業協力者利用分も含みます。

237台分の屋内駐輪場

総戸数233戸に対して敷地の2カ所に合計237台分、2段式ラックの駐輪場が設けられています。いずれも屋内のため、傷みの原因ともなる雨や風から自転車が守られています。また、外に雑然と自転車が並んで眺めを損なう、といった景観上の問題をなくす工夫も施されています。
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